Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)、Tupac Shakur(トゥーパック・シャクール) への想いを綴る

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19年前の9月13日、ラスベガスでTupac Shakur(トゥーパック・シャクール)は殺害された。

彼の命日にあたり、彼の信奉者のひとりであるKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)は、今は亡きラップ界の伝説に宛てて、心のこもった言葉を投稿した。

Tupacのオフィシャル・ウェブサイトに投稿されたメッセージでは、コンプトンの実家近くにあるスワップミート (フリーマーケット) での「California Love (Remix) (カリフォルニア・ラブ (リミックス) )」のPV撮影用セットでTupacを見たのが初めての出会いだったと回想している。

「その時の気持ちは表現のしようがないよ。」とK-dot(ラマーの別名)は書いている。

「いろんな感情が重なりあっていた。興奮、喜び、情熱や焦燥感、実に様々な感情で心がいっぱいになったんだ。20年後にようやく、その感情が何だったのかを理解することができたよ。」

Tupacはインスピレーションそのものであると称えている。

「どんなに小さい関わりでも、あなたと関わりを持った人間の人生を大きく変えてしまう。俺はいつか人々の「声」になるんだと自分に言い聞かせてきた。あなたに聞いて欲しくて俺がラップをしてたなんて誰も知らなかったと思うよ。ありがとう。」

Kendrickは今年原点に立ち返り、「King Kunta(キング・クンタ)」のミュージックビデオを憧れの人を初めて目にしたコンプトンの同じビルで撮影した。アルバム「To Pimp a Butterfly」ではTupacへ仮想インタビューを収録している。

 kendrick-tupac-letter

▼日本語翻訳▼
俺があなたを初めて見たのは8歳のときだったよ。当時の感情を表現することはとても難しいんだ。

色々な感情が混ざり合っていた・・・興奮、喜び、情熱や焦燥感で心がいっぱいだったんだ。

20年経った今、あの時の感情が何だったのかようやく理解できたよ。

それはインスピレーションだったんだ。

どんなに小さい交わりでもあなたと交わりをもった人間の人生を大きく変えてしまう。

俺はいつか人々の「声」になるんだと自分に言い聞かせてきた。

あなたに聞いて欲しくて俺がラップをしてたなんて誰も知らなかったと思うよ。

ありがとう。

K.L.

2015年9月13日

▼California Love Remix / 2Pac feat. Dr. Dre▼

▼King Kunta / Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)▼

▼Kendrick Lamarプロフィール▼
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▼2PACプロフィール▼
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