ALICIA KEYS

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Alicia Keys(アリシア・キーズ)
本名:Alicia Augello Cook
生年月日:1981年1月25日(33歳)

ニューヨーク・マンハッタン出身のR&Bシンガーソングライター。ピアニスト、プロデューサー、女優の肩書も持つ。J Records(ジェイ・レコーズ)からリリースしたデビューアルバム『Songs in A Minor』が世界で1,200万枚を売り上げる大ヒットとなりブレイク。2001年最も売れた新人アーティストかつR&Bアーティストとなる。2002年のグラミー賞では新人賞をはじめシングル「Fallin」がSong of the Yearなど5つの賞を受賞し史上2番目にグラミー賞5部門を一気に受賞したアーティストとなった。2003年にリリースしたセカンドアルバム『The Diary of Alicia Keys』も800万枚を売り上げるヒット作となり、再びグラミー賞で4部門を受賞。2005年にリリースした初のライブアルバム『Unplugged』は、アメリカで発売初週にナンバーワンに輝き、女性シンガーで初めてMTV Unpluggedのアルバムがチャートナンバーワンになった。

女優としてはコメディドラマ『The Cosby Show』など数多くのドラマにゲスト出演しているほか、2007年の『Smokin’ Aces(スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい)』で映画初出演を果たして以降、『The Nanny Diaries(私がクマにキレた理由)』ほか多くの映画にも出演している。同年リリースした3rdアルバム『As I Am』も世界で500万枚を売り上げ、グラミー賞3部門を受賞している。翌2008年に出演した映画『The Secret Life of Bees(リリィ、はちみつ色の秘密)』ではNAACPイメージ・アワードにノミネートされた。2009年リリースの4thアルバム『The Element of Freedom』はイギリスで自身初となるチャート1位を獲得、2012年の5thアルバム『Girl on Fire』はアメリカで自身5回目となるチャート1位に輝いた。

これまでに世界でアルバム3,500万枚、シングル3,000万枚以上を売り上げている。『Billboard』マガジンの過去25年間におけるトップR&B/ヒップホップアーティスト50人の第10位に選出されたこともある。

 

1981–96: Early life and career beginnings

1981年1月25日に、ニューヨーク・マンハッタンにあるヘルズ・キッチン地区でアフリカン・アメリカンの父親とイギリス人とイタリア人のハーフの母親のもとに生まれる。自身が2歳の時に両親が別居し、母親のもとに引き取られる。1985年、4歳の時に『The Cosby Show』に脇役で初出演。子どもの時はダンスや音楽のレッスンに明け暮れ、ピアノは7歳の時に始めた。12歳でThe Professional Performing Arts School(プロフェッショナル・パフォーミング・アーツ・スクール)に入学し、コーラスを専攻。14歳から作詞・作曲を始めた。

1994年に、その後長いあいだマネージャーを務めたJeff Robinson(ジェフ・ロビンソン)の兄の主催する音楽プログラムに参加してRobinsonと出会う。その翌年にはArista Records(アリスタ・レコーズ)で自身のA&Rを務めたPeter Edge(ピーター・エッジ)に出会う。2人によってデモ素材などが作られ、しばらくしてColumbia Records(コロンビア・レコーズ)との契約が決まる。同時にコロンビア大学への入学も決まり、最初は両立しようとするものの、結局1カ月で大学を辞め音楽の道に進むことを決めた。

その後Jermaine Dupri(ジャーメイン・デュプリ)と彼の主宰するSo So Def Recordings(ソーソー・デフ・レコーディングス)とデモ契約を結び、レーベルによるクリスマスアルバムに「The Little Drummer Girl」を収録。また共同制作し、自身が歌った「Dah Dee Dah (Sexy Thing)」は1997年の映画『Men in Black(メン・イン・ブラック)』のサントラに収録された。この曲はKeysがプロとして初めてレコーディングした曲だったが、シングルとしてリリースされることはなく、後にColumbia Recordsとの不和が原因で同レーベルとの契約も打ち切られることとなった。その後Clive Davis(クライブ・デイヴィス)のArista Recordsと契約。しかしArista Recordsが解散したことによりDavisについて新たに設立されたJ Recordsへ移籍し、「Rock wit U」、「Rear View Mirror」をレコーディング。これら2曲はそれぞれ2000年の『Shaft(シャフト)』、2001年の『Dr. Dolittle 2(ドクター・ドリトル2)』といった映画のサントラに収録された。

 

2001–02: Songs in A Minor

2001年6月、デビューアルバム『Songs in A Minor』をリリース。R&B、ソウル、ジャズにクラシックピアノを組み合わせた斬新なサウンドで発売初週に23万6,000枚を売り上げビルボード200チャートのナンバーワンを飾る。その後アメリカ国内だけで620万枚、世界で総計1,200万枚以上を売り上げるメガヒットとなり、アメリカ国内外での人気を確立、その年最も売り上げた新人アーティストの座を獲得した。

アルバムに先駆けて4月にリリースされたデビューシングル「Fallin」はビルボードホット100で6週連続1位を獲得、翌2002年2月にリリースされたセカンドシングル「A Woman’s Worth」はビルボードホット100で最高7位、Hot R&B/Hip-Hop Songsチャートでは最高3位を獲得した。2003年には『Remixed & Unplugged in A Minor』として、『Songs in A Minor』からリミックス8曲とアンプラグドバージョン7曲を収録したリイシュー盤が発売された。

2002年のグラミー賞では、Song of the Year、Best Female R&B Vocal Performance、Best R&B Song、Best New Artist、Best R&B Albumの5部門を受賞、また「Fallin」はRecord of the Yearにもノミネート。第41回グラミー賞でのLauryn Hill(ローリン・ヒル)に続いて、一度に5部門を受賞した2人目の女性ソロアーティストとなった。同年、Christina Aguilera(クリスティーナ・アギレラ)のアルバム『Stripped』に自身が作詞作曲、共同プロデュースとバックグラウンドコーラスを務めた「Impossible」を提供。また2000年初頭には『Charmed』、『American Dreams』など人気のテレビドラマシリーズにカメオ出演も果たしている。

 

2003–05: The Diary of Alicia Keys and Unplugged

2003年12月にはセカンドアルバム『The Diary of Alicia Keys』をリリースし、リリースした週に61万8,000枚を売り上げビルボード200にナンバーワンで登場する。今作もアメリカ国内だけで440万枚、世界でトータル800万枚を売り上げ、女性アーティストによるアルバムとしては歴代6位、女性R&Bアーティストとして歴代2位の売り上げを誇る作品となった。このアルバムからのリードシングル「You Don’t Know My Name」はビルボードホット100で最高3位を獲得、Hot R&B/Hip-Hop Songsチャートでも8週連続で1位を獲得するヒットとなる。また今作からのセカンドシングル「If I Ain’t Got You」もビルボードホット100で最高4位を、Hot R&B/Hip-Hop Songsチャートでも6週連続で1位となった。サードシングル「Diary」がビルボードホット100で最高8位、Hot R&B/Hip-Hop Songsチャートで2位となったことにより、シングル3曲連続で両チャートのトップ10入りを果たすこととなった。また「If I Ain’t Got You」に至っては1年間連続してビルボードHot R&B/Hip-Hop Songsチャート入りを果たし、女性アーティストとして初めての快挙を達成した。2004年にはUsher(アッシャー)のアルバム『Confessions』のスペシャルエディションに収録された「My Boo」でコラボを果たし、ビルボードホット100で6週連続、Hot R&B/Hip-Hop Songsチャートでも3週連続で1位を飾った。

2004年のMTV Video Music Awardでは「If I Ain’t Got You」がBest R&B Videoを受賞し、Lenny Kravitz(レニー・クラヴィッツ)、Stevie Wonder(スティービー・ワンダー)とともに「Higher Ground」をパフォーマンスした。同年後半には自身の日記や書き溜めた曲の歌詞から未発表の詩を集めた本『Tears for Water: Songbook of Poems and Lyrics』を発表、2005年の『The New York Times(ニューヨーク・タイムズ)』誌のベストセラーリストに入った。2005年のMTV Video Music Awardでも「Karma」がBest R&B Videoを受賞し、2年連続して同賞を受賞することとなった。また同年のグラミー賞では「If I Ain’t Got You」がBest Female R&B Vocal Performance、「You Don’t Know My Name」がBest R&B Song、『The Diary of Alicia Keys』がBest R&B Album、そしてUsherとの「My Boo」がBest R&B Performance by a Duo or Group with Vocalをそれぞれ受賞し、一度に4部門を受賞した。

2005年7月にはBrooklyn Academy of Music(ブルックリン・アカデミー・オブ・ミュージック)でMTV Unpluggedのライブ収録を行い、10月にはその模様を収録したCDとDVDをリリース。『Unplugged』とタイトルをつけたこのアルバムはビルボード200チャートをナンバーワンで発進、1994年のNirvana(ニルヴァーナ)による『MTV Unplugged in New York』以来となる同チャートでのナンバーワンを獲得。また『Unplugged』をリリースした女性アーティストとしては初めて発売初週にビルボードチャート1位を記録した。

その後、プロダクション&作詞作曲のパートナーであるKerry “Krucial” Brothers(ケリー“クルーシャル”ブラザーズ)とともにロングアイランドにThe Oven Studios(ジ・オーブン・スタジオ)というレコーディングスタジオをオープン。Kerry Brothersとは自身のアルバム制作や他のアーティストへ提供する楽曲制作で自身のアシストを行うプロダクション&ソングライティングチームKrucialKeys Enterprises(クルーシャルキーズ・エンタープライゼズ)を共同で設立している。

 

2006–08: Film debut and As I Am

2006年にもNAACPイメージ・アワードで3部門受賞したのをはじめ、数々の賞を受賞。またアメリカの子供向け番組で声優を務めたりもしている。しかしその年、祖母が亡くなったことなどをきっかけにノイローゼ気味になったKeysは自身曰く「とにかく全てから、出来る限り遠くに逃げだすため」にエジプトへ3週間の旅に出る。

2007年初頭には映画『Smokin’ Aces(スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい)』で女優としてのデビューも果たし、好評を得る。同じ年には2002年の同名小説を映画化した『The Nanny Diaries(私がクマにキレた理由)』にも出演。またドラマ『Cane』にも本人役でゲスト出演した。

2007年11月には3rdスタジオアルバム『As I Am』をリリース。発売初週に74万枚以上のセールスでビルボード200をナンバーワンで飾った。このアルバムは自身にとって発売週に最も売り上げた作品となり、この作品で『Unplugged』を含み同チャート4作連続ナンバーワンとなり、女性アーティストとしてはBritney Spears(ブリトニー・スピアーズ)に並ぶ記録を達成した。今作は2008年のAmerican Music Awards(アメリカン・ミュージック・アワード)で5部門にノミネートされ、2部門を受賞。このアルバムからのリードシングル「No One」はビルボードホット100で5週連続1位、Hot R&B/Hip-Hop Songsチャートでは10週連続トップを記録した。またセカンドシングル「Like You’ll Never See Me Again」も、ビルボードR&B/Hip-Hop Songsチャートで7週連続1位となり、2007年10月27日に「No One」がトップになってから2008年2月16日に最後に「Like You’ll Never See Me Again」が1位を獲得するまでのあいだ、同チャートでKeysの楽曲が17週連続で1位という史上初めての快挙を達成した。

2008年のグラミー賞では「No One」でBest Female R&B Vocal PerformanceとBest R&B Songの2部門を、またBest Female R&B Artistも受賞した。この年にはDoveやソフトドリンク、クレジットカードのテレビコマーシャルにも出演している。またWhite Stripes(ホワイト・ストライプス)のギタリスト/ボーカルのJack White(ジャック・ホワイト)とともに007シリーズで初となるデュエットとなったテーマソングを『Quantum of Solace』に提供している。また2008年10月に公開された『The Secret Life of Bees(リリィ、はちみつ色の秘密)』にも出演し、NAACPイメージ・アワードを受賞した。2009年のグラミー賞でも3部門にノミネートされ、「Superwoman」でBest Female R&B Vocal Performanceを受賞した。

 

2009–11: The Element of Freedom, marriage and motherhood

2009年にはプロデューサーSwizz Beatz(スウィズ・ビーツ)とともに共同でWhitney Houston(ホイットニー・ヒューストン)のシングル「Million Dollar Bill」を制作。後に既婚者であるSwizz BeatzがKeysとの不倫を告白。その数か月後にはJay-Z(ジェイ・ジー)の11thアルバム『The Blueprint 3』のリードシングル「Empire State of Mind」にフィーチャリングされる。この曲は高い評価を得て商業的にも成功し、自身にとって4回目となるビルボードホット100のナンバーワンを記録し、翌年2010年のグラミー賞では5部門にノミネート、そのうちBest Rap/Sung CollaborationとBest Rap Songの2部門を受賞した。その翌月には米国作曲家作詞家出版者協会によって並外れた功績をのこしたアーティストに贈られるGolden Note Award(ゴールデン・ノート・アワード)を受け取った。また2009年にはスペイン人ミュージシャンのAlejandro Sanz(アレハンドロ・サンツ)とコラボレーションした曲「Looking for Paradise」がビルボードHot Latin Songsチャートで1位となり、同チャートで1位を獲得した初のヒスパニック系以外のアフリカン・アメリカンのアーティストとなった。

2009年12月、4thアルバム『The Element of Freedom』を発表し、発売初週にビルボード200で2位を獲得した。同年12月5日にはそのプロモーションもかねてケイマン諸島ジャズフェスティバルでヘッドライナーを務めた。『Billboard』誌はKeysを2000~2009年の10年間におけるトップR&Bアーティストの1位とその10年間におけるトップアーティストの5位に選出。またシングル「No One」を同10年間におけるベストソングの6位に選出した。『The Element of Freedom』はイギリスにおいて自身初となるチャートナンバーワンを記録。このアルバムからの3rdシングルとなったBeyonce(ビヨンセ)をフィーチャーした「Put It in a Love Song」のミュージックビデオはリオデジャネイロで撮影されたものの、数度のリリース延期を経て最終的にリリースされなかった。ラッパーDrake(ドレイク)をフィーチャーしたアルバムからの5thシングル「Un-Thinkable (I’m Ready)」はビルボードホット100では最高21位と振るわなかったものの、Hot R&B/Hip-Hop Songsチャートでは12週連続トップを記録し、同チャートでの自身8回目となるナンバーワンとなった。

2010年5月、KeysとSwizz Beatzの代理人が2人が正式に婚約し、Keysが妊娠中であることを発表。2人は同年7月にフランスのコルシカ島で挙式し、Keysは10月にニューヨークで男児を出産した。その後Eve(イブ)とコラボレーションし、長男に捧げた曲「Speechless」を制作している。

2011年6月、大ヒットしたデビューアルバム『Songs in A Minor』のリリース10周年を記念して同作をデラックス・コレクターズエディションで再リリース。そのプロモーションでピアノだけをフィーチャーした4都市を巡るPiano & I: An Intimate Evening with Alicia Keys and Her Pianoツアーを開催した。2011年9月には映画監督として初の短編作品『Project 5』のプレミア上映を行う。乳がんの患者である5人の女性をそれぞれ追った5編をまとめたドキュメンタリー作品で、他にも女優のJennifer Aniston(ジェニファー・アニストン)、Demi Moore(デミ・ムーア)、女性監督のPatty Jenkins(パティ・ジェンキンス)らが共同で監督を務めている。2011年10月、RCA Music Group(RCAミュージック・グループ)が傘下のJ Records、Arista Records、Jive Records(ジャイブ・レコーズ)の解散を発表。それ以降のKeysの作品はRCA Records(RCAレコーズ)からのリリースが決定された。

 

2012–present: Girl on Fire

2012年11月27日には5thアルバムとなる『Girl on Fire』をリリース。タイトルトラックであり、リードシングルとなった「Girl on Fire」は9月にリリースされ、9月6日の2012 MTV Video Music Awardsで初めて披露された。

また『Girl on Fire』のプロモーショナルシングルとしてリリースされた2曲のうち「New Day」は後にDr. Dre(ドクター・ドレ)とKeysをフィーチャーした50 Cent(フィフィティ・セント)のソロトラックとしてもリリースされた。

また2012年9月にはReebok(リーボック)とコラボした自身初のスニーカーコレクションもリリース。10月にはアニメーションスタジオのBento Box Entertainment(ベントー・ボックス・エンターテイメント)と提携してiOS用の携帯アプリThe Journals of Mama Mae and LeeLeeも発表した。このアプリにはKeysのオリジナルソング「Follow the Moon」と「Unlock Yourself」が使用されている。さらに2013年1月から2014年1月まではブラックベリーのグローバル・クリエイティブ・ディレクターに就任した。

2013年にはイタリア人女性シンガーGiorgia(ジョルジア)とのデュエット「I Will Pray (Pregherò)」のパフォーマンスを行い、同曲はGiorgiaのアルバム『Senza Paura』からのセカンドシングルとして同年11月にデジタル配信で世界リリースされた。2014年にはKendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)とコラボレートした曲「It’s On Again」が映画『The Amazing Spider-Man 2』のサウンドトラックに収録された。

 

オフィシャルホームページ(英語):http://aliciakeys.com/

 

 

 

 

 

■ALBUM■

Songs In A Minor(2001)
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The Diary of Alicia Keys(2003)
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As I Am (2007)
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The Element Of Freedom(2009)
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Girl On Fire(2012)
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