Tupac(2パック)殺害にDiddy(ディディ)が関与しているとドキュメンタリーが主張

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Suge Knight(シュグ・ナイト)がBiggie Smalls(ビギー・スモールズ)を殺害して報復した、と元ロス市警捜査官が断言

 

かつて20年前の銃撃事件を担当する特別捜査班を率い、現役引退している元ロス市警捜査官Greg Kadingを特集したドキュメンタリーによると、ロス市警はChristopher “Biggie Smalls” Wallace(クリストファー ”ビギー・スモールズ“ ワレス)Tupac Shakur(2パック・シャクール)の二人のラッパーの殺人事件を解決したようだ。

3年に及ぶこの事件の捜査に基づいてKading元捜査官は、Sean “Diddy” Combs(ショーン ”ディディ“ コムズ)がShakur(シャクール)と彼のマネージャーMarion Hugh ”Suge“ Knight(マリオン・ヒュー ”シュグ“ ナイト)を殺害するために、クリップスギャングのDuane Keith ”Keffe D” Davisを$100万ドル(約1億2000万円)で雇ったと主張している。そして、1996年9月7日の夜、Keffe Dの甥Orlando “Baby Lane” Andersonが引き金を引いた、と断言している。Shakur(シャクール)だけが死亡している。

Kading元捜査官は、Knight(ナイト)が報復として、Biggie Smalls(ビギー・スモールズ)の殺害にブラッズギャングのWardell “Poochie” Fouseを$13,000ドル(約150万円)で雇ったとも断言している。

Biggie Smalls(ビギー・スモールズ)はShakur(シャクール)の死から半年後の1997年3月9日に撃たれ死亡した。

 

捜査をしていくうちにKading元捜査官は、別の容疑を科せられたKeffe DをShakuru(シャクール)殺害事件につながる証明となる供述をせざるを得ない状況へと追い込んだ。

「彼が、ただこの事件の罪から逃れたかったのなら、この事件において彼が行った全てのことを供述に含めないことは簡単なことだっただろう」とKading元捜査官は語った。

そのドキュメンタリーによると、追加された詳細には、Combs(コムズ)がその事件でKeffe Dを雇ったという陳述が含まれている。

ドキュメンタリー「Murder Rap」はもともとは2015年に公開されたものだ。Kading元捜査官が2011年に出版した同タイトルの本を基にしたもので、現在iTunesで購入でき、この春にはNetflixにも登場する。

Biggie Smalls(ビギー・スモールズ)の母親Voletta Wallaceが市警を連邦裁判所に告訴した直後、ロス市警は2006年、ラッパー殺害事件の再捜査にKading捜査官を任命した。Wallace(ワレス)の不当な死の訴訟は、警察が彼女の息子の殺害事件に関与する警官をかばっているという誰もが知る陰謀説が重点に置かれている。その民事訴訟では、Biggie Smalls(ビギー・スモールズ)の所得能力に基づいて$5億ドル(約570億円)の損失と推定している。この訴訟において、他に飛び交う噂などと共にこの説を反証することがKading捜査官の任務だった。

 

Kading捜査官は、彼のチームがロス市警の容疑を晴らす十分な証拠を見つけるとすぐに、事件の再捜査を取り下げられた、と主張している。 2009年、市警は別件の内部調査により、Kading捜査官を捜査班からはずした。最終的には彼は内部問題の潔白を証明できたが、「悪党警官」のイメージがついてしまった。

実際にはKading捜査官は25年に渡り警察で勤め上げ、英雄的行動に贈られる武勲賞とポリススターを受章している。彼はまた、ロス市警が与える捜査当局の最高位まで登りつめた。2010年、彼は市警を引退した。翌年、彼はラッパーの殺害事件についての本を出版した。

Kading元捜査官は現在、Combs(コムズ)の名声と、証拠が示している二人の殺人者は既に死亡していることから、ロス市警はこの事件での正式な起訴を求めないとしている、と話している。AndersonとFouseは二人とも別件が原因で死亡したようだ。

ロス市警は、Kading 元捜査官の主張やドキュメンタリーについてのHuffPostによる取材にはノーコメントであった。HuffPostはCombs(コムズ)には連絡が取れず、彼のマネージャーや広報担当に多数のメッセージを残したが、返答はなかった。

Knight(ナイト)の弁護士も同様にHuffPostのメッセージに返答はない。またKeffe Dの連絡先は不明だ。

 

2010年、Kading元捜査官の本が出版される前、ラジオ番組でDJ JojoがBiggie Smalls(ビギー・スモールズ)の殺害事件について、Combs(コムズ)に質問し驚かせた。Combs(コムズ)は何が起きたか、まるでいくつかの情報を持っているかのように答えたが、「これらはストリートの出来事だ」と話している。

翌年、Combs(コムズ)は、Kading元捜査官の主張は「全くの作り話で、完全にばかげている」とLA Weeklyに語っている。

Kading元捜査官はもちろん反論している。「この出来事に注目を集めたすばらしい捜査官だと信じたいだろう」と彼はHuffPostに語っている。

彼は、未解決殺人事件と共に、ギャングとの関係と麻薬犯罪などの経験からこの捜査の一員に選ばれた、と話している。しかし、どの容疑者も法廷に出ることなく、その努力は報われずに終わった。

その後、事件は未解決となってもさらに大きくなる。加えて、ラッパー殺人について何か知っている可能性のある人々は死亡している。Kading元捜査官の主張は、法廷に行くことはないように思われる。

 

Combs(コムズ)やKnight(ナイト)ら被疑者によって訴訟が起こされない限り、法廷で争うことはないだろう。「普通の人間なら、訴えられることなんて誰も好まないだろう」Kading元捜査官は笑いながら言う。「でも私は違う。喜んで受けて立つ。私はこの事件にはかなりの自信がある。証拠にもかなり自信があるんだ」

その一方で、彼は直接、人々に訴えている。Kading元捜査官の本はこれらの言葉で締めくくられている。「恐らく、この話は法廷では支持されないだろう。しかし、世論という法廷では支持されるだろう。あなたが決めることだ」

 

映画監督Mike Dorseyによると、被疑者が著名人にもかかわらず、またはそのためか、ドキュメンタリーは配給や出版に関して厳しい時期があった。

「ヒップホップ業界全体を通して、これは10大ストーリーのうちの一つと言えるだろう。そして、ヒップホップメディア業界ではほぼ完全な口封じがしかれているのだろう」とDorseyは話す。

Kading元捜査官は2011年の自身の本についても同様の不満を持っていた。もともとはニューヨークの大手出版社から出る予定だったが、最終的にその出版社はその$250,000ドル(約3000万円)の契約を解除した。(HuffPostは契約内容や出版社名を明かしていない)その出版社は、その契約は「法的懸念のために解約された」とHuffPostに話している。Kading元捜査官は自費出版することとなった。

それはベストセラーになったかも知れない:Tupac Shakur(2パック・シャクール)とBiggie Smalls(ビギー・スモールズ)の殺害事件を担当した元ロス市警捜査主任は、誰もが知るヒップホップ界の大御所の名を挙げている。この捜査官はこの事件について今までのよく知られている説に反論するだけでなく、彼自身の主張をも証明している。いまだにこの話は決着がついていない。

 

DorseyとKading元捜査官は、彼らのドキュメンタリーによって変わることを願っている。

 

「これはコンプトンの誰もが知っている秘密となっている」DorseyはKading元捜査官の主張について語っている。現在、ドキュメンタリーは上映が拡大しているし、Kading元捜査官の主張を裏付ける証拠を持ったこの事件に関わる人が現れると暗示している。

「法執行機関で扱われるべきいくつかの未解決事項が今もなお残っている」と元捜査官は語る。「しかし、こんな事件はもうごめんだ。こんな事件の捜査は二度とやりたくない」

彼の場合、「私はすでにこの事件から完全に抜けている。我々は真実を見い出したし、真実を伝えている、と確信している。だから殺人に限って言えば、それはもう解決していることなんだ」と話している。

「ただ世間に情報を公表しただけのことだ」とKading元捜査官は話している。

▼ドキュメンタリー映画「Murder Rap」予告映像▼

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