ラッパーのJay Zを訴えた著作権侵害裁判の最新情報-ロサンゼルス(AP通信)
ヒット曲”Big Pimpin”をめぐり、ラッパーのJay Zを訴えたエジプト人作曲家の相続人の弁護士は、陪審裁判の前に訴えを棄却された決定に対し、控訴すると言う。
弁護士のPete Ross(ピート・ロス)はアメリカ地方裁判所判事のChristina A Snyder(クリスティーナ・A・スナイダー)が水曜日に下したこの決定に対し、「明らかに間違っている」と訴えている。
Snyder氏は、訴えを起こしたエジプト人作曲家のBaligh Hamdiの甥は、1957年にリリースされたHamdiの曲”Khosara Khosara”の一部を使用したとして、1999年のヒット曲をめぐりJay Zを訴えたが、訴えるだけの権利が認められないと判断された。その判事は、1週間の裁判中に話題となったエジプトの法律についての証言から決断を下したと陪審員に告げたという。
Jay ZとプロデューサーTimbaland(ティンバランド)の弁護士は、彼らはこの決定に喜んでいると伝えている。どちらも水曜日の傍聴には登場しなかった。
1999年のヒット曲”Big Pimpin”をめぐり、Jay Zが著作権侵害で訴えられていた件で、裁判官は陪審裁判前に訴えを棄却した。
アメリカ地方裁判所判事のChristina A Snyderは水曜日、エジプト人作曲家の相続人に対し、訴えるだけの権利が認められないと判断し、この訴えは棄却されるべきと判断した。
エジプト人作曲家が1957年につくった曲”Khosara Khosara”の一部が”Big Pimpin”に使われたとして、この作曲家Baligh Hamdiの甥がJay ZとプロデューサーのTimbalandを訴えた。Hamdiが作曲したフルートの音色がJay Zの曲に終始登場していると言う。
この裁判の急な終結は、ラッパーJay ZとTimbalandが、この曲を作った経緯と、このエジプトの曲を使う正当な権利があると証言した後に決定した。
見えない力、権力にはどうあがいても太刀打ちできない。
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