「ヒップホップは文化的象徴であるよりも、人種の問題だった。」とJay Z(ジェイ・Z)。
2014年12月、Oprah(オプラ)OWNテレビは、公民権運動の伝説となった歴史的できごとセルマ-モンゴメリー大行進50周年を記念し、一連の番組の中心として放送し、2014年12月4日OWNテレビは象徴的「マスター」の実体験にもとづく話を特集したスペシャル「マスタークラス」のエピソードを放送した。ラップの大御所Jay Z(ジェイ・Z)が解説の中に登場する。彼の「マスタークラス」エピソード–2011年OWNテレビ局の第1回放送–が映像部分で特集された。
映像部分でJay(ジェイ)は“ヒップホップの文化的影響について興味をひく見解”を示している。
「ヒップホップは文化的象徴であるよりも人種問題に根ざしてきた。Martin Luther King(マーティン・ルーサー・キング)を忘れてはならない。なぜなら、オバマ大統領が選出された時、俺たちはKing(キング)牧師のドリームスピーチを実現させたからだ。」彼は1分半のビデオクリップの中で話している。「ヒップホップ音楽は都市部の若者だけに影響を与えたわけじゃない。世界中の人々に影響を与えているんだ。」
Jay(ジェイ)は人種差別についての彼の考えと、クラブシーンでの人種差別撤廃の動きにより、人々の考えがどのように変わったか、さらに詳しく述べている。
「人種差別主義はそれぞれの家の中で身についてしまう。」彼は言う。「人種差別主義は本当にみんな若い頃に身についてしまうんだ。だから自分の子供がSnoop Doggy Dog(スヌープ・ドギー・ドッグ)を尊敬し始めたら、人種差別主義なんかを教えることは無理なんだ。人種差別撤廃の動きがどんなふうに広がっているのかクラブを見てみるとわかるだろう。以前はみんなそれぞれ別々のパーティに出かけていた。–ヒップホップクラブやテクノクラブなどに分かれていた。–だが今やいったんパーティが始まると、みんな一緒に楽しんでいる。一緒に踊り、一緒に同じ曲を歌っている。やがて、自然に会話が生まれるんだ。
「会話をしているうちに・・・」彼は続ける。「俺たちは違っているんじゃなく、みんな似ているんだ」
以下のフルクリップをご覧ください。(英語版)
▼Jay Zプロフィール▼
http://illegal-assembly-of-music.com/jay-z/
▼Jay Z & Beyonceライブ動画▼
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