2PACがビギー(The Notorious B.I.G)を批判した手紙が発見される

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『最近発見された手紙で「B.I.G.を批判してやったぜ。あのばか!」と2pac』
〈分離しているウェストとイーストの橋渡しとなるような2pacの思いが手書きの手紙で明らかに〉

音楽サイトOkayPlayerによると、Tupac Shakur(トゥパック・シャクール)は最近発見された1996年に書かれた手書きの手紙で、OutKast(アウトキャスト)をフィーチャーする予定であったコラボアルバム『One Nation』の計画について綴っている。

「今、『One Nation』っていうアルバムの制作をしている。これは自分、Greg Nice(グレッグ・ナイス)、Buckshot(バックショット)、Smiff & Wesson(スミフ&ウェッソン)、OutKast、The Outlawz(ザ・アウトロウズ)、Scarface & 40(スカーフェイス&40)とのグループアルバムで、夏の終わり頃に出す予定だ。」と手紙に綴っていたTupac Shakur。

このアルバムは発売されることなく、Tupac Shakurは1996年9月に銃撃された。この手紙はBig Lock(ビッグ・ロック)宛てとなっており、The Roots(ザ・ルーツ)の主要メンバーであるQuestLove(クエストラブ)もこの内容が事実と認めている。

「Big Lock!」と冒頭に書かかれたTupac Shakurの手紙。
「友よ、最近どうだ?連絡とるのに時間かかっちゃったけど、俺が最近忙しいのわかってくれてるだろ?でも、自分が直面してきたあの場所や真実、偽りなんかを思い出さずにいられる日々なんてないってことに気づいた。俺なんか、自分のレコード50万枚も売ったぜ。いい気分だ。あの新しいばかB.I.G.(ノトーリアス・B.I.G.)って奴を批判してやったんだ。」

1996年最初のTupac Shakurのアルバム『All Eyez On Me』は、ニューヨークのライバルThe Notorious B.I.G.(ノトーリアスB.I.G.)に向けたディス曲を含む作品となり、Tupac Shakurがこの抗争で1歩リードすることとなった。

ニューヨーク・ブルックリンのラッパーBuckshot(バックショット)はSuge Knight(シュグ・ナイト)に対して避けるかのようにしていたTupac Shakurの事を思い出していた。「ラスベガスでSuge Knightが何かをしていて、Death Rowレコードのみんながそこに行かないといけなかったんだ」と先月公開されたインタビューで答えたBuckshot。

「Snoop(スヌープ)や他のみんなは既に飛行機に乗って向かっていたんだけど、Tupac Shakurだけはまだ向かわずに、自分たちと一緒にいて、Suge KnightがTupac Shakurに来いって、行かないといけなかったんだ・・・そしたらTupac Shakurが「ここにいる奴らが行かないなら俺も行かない。」
Suge Knightは「冗談はよせ。お前はこの飛行機に乗って、他の奴らは他のフライトででも来ればいいだろ」って。
そしてTupac Shakurは「自分がいかないなら、俺ら誰も行かない」って。それ聞いて、「いや、お前行けよ!」って思ったね」と語っている。

Tupac Shakurは手紙の最後にインスピレーションや仕事のオファーを綴っている。

「何のテープが必要なんだ?」とTupac Shakurは書いている。
「今の状態に居座れたら、新しい物を渡すさ、友よ。信念を持て、悪いことも良くなる。自分のことをよくわからない奴が嫌うだけだ、そんな奴らのことは心配するな。本当の友達、真のNiggas(友人)に’愛’を教えてやれ。生き続けろ!お前ように庭仕事もあるし、ベネフィットも最高だ。だからお前がここに来た時は俺がいる!何が必要か知らせろ。世界は自分たちのものだ。ウェストサイド ライフ」

Tupac Shakurの手紙は以下の通り。

(2枚目)
Desiree(デジリー)へ
聞いてくれ!結婚して3か月半が経った今、Keisha(キーシャ)と俺ついに離婚することになった。この手紙を受け取るくらいの時には全て解決しているはずだ。自分の弁護士が代わりにやってくれているよ。心配して来なくていいぞ(しないと思うけど)、落ち込んでなんかいない。むしろ幸せだ。嫉妬や未熟さにはもうこりごりだ。この事から何か学んでくれたら嬉しいよ。嫉妬は関係を簡単に崩す。未熟な奴なんてダメダメ!ニュースになる前に君には伝えておきたかったんだ。会いに来いよ!親愛なる友よ、いつも前向きに!気を付けろ!!

(3枚目)
関係者各位、
わたくし、Tupac ShakurはDavid Kenner(デイビッド・ケナー)に全ての契約やロイヤルティーに関する書類のコピーを受け取る権限を渡す。また自分に代わって交渉をする権限も持つが、自分の許可なしでは最終決定は下さないこととする。この文章は、自分に代わってKenner氏の交渉権を許可するものである。 1995年6月30日
保証人 Desiree Smith(デジリー・スミス)

銃撃により他界した2PACだが、今でもその人気は劣らず、楽曲、生き様ともにレジェンドとなり、2Pacの伝記映画が6月から撮影開始する事が決定するなど今でも世界的に高い人気を誇っている。

▼2PACプロフィール▼
http://illegal-assembly-of-music.com/2pac/

▼2PAC伝記映画▼
http://illegal-assembly-of-music.com/2pac-news/

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