Adele(アデル)の最新作『25』がアメリカで初週セールス338万枚を記録したことが、ニールセンミュージックより公式発表された。
この数字はニールセンが1991年に売上数調査を開始して以来、週単位では最大のアルバム売上数であり、『25』はニールセン史上初、1週で300万枚を売り上げた初のアルバムとなった。ちなみにこれまで1週で200万枚を記録したアルバムは2作品となっている。
ニールセン・ミュージックによる週単位の調査は毎週金曜日から木曜日までで行われ、『25』の初週売上分は11月26日で締め切られ集計された。Adeleの3作目となるスタジオ・アルバム『25』はXL Recordings/Columbia Recordsより11月20日に発売された。
週の前半で既に『25』は、週に242万枚を売上げ(2000年3月26日集計)、これまでトップの座に君臨していたNSYNC(インシンク)の『No Strings Attached』を追い抜いた。『25』はまた週100万枚以上のセールスを記録した20枚目のアルバムになった。さらには2015年現時点で最も売れたアルバムの座にも輝いている。(Taylor Swift(テイラー・スイフト)が『1989』で売り上げた180万枚の記録をもしのいでいる。)
『25』は12月12日付ビルボード200アルバムチャートでトップに立ち、彼女にとって2作目のNo.1アルバムとなった。
ビルボード200チャートは、アルバムセールスだけでなく、各収録曲の売上、再生回数などあらゆる記録をもとに最もポピュラーなアルバムをランク付けしている。11月29日にはその週のトップ10アルバムが発表されると同時に『25』の週間総売り上げ数も明らかになる。
前作『21』では、ビルボード200チャートで合計24週トップに君臨(最も長くチャートインした女性歌手となった)し、ニールセン・ミュージックの調査史上10番目のアルバムセールス数となるアメリカ国内売上数1120万枚を記録したが、今作『25』もそれに続く勢いとなりそうだ。
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