- 2015-4-20
- KANYE WEST
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情報誌The Wrap(ザ・ラップ)は、Kanye West(カニエ・ウエスト)が自身のエージェントCAAを辞去、長年のパートナーであるCara Lewis(カーラ・ルイス)と関係を絶つと報じた。
ラッパー、プロデューサー、ファッションデザイナーとして活躍するKanyeは、今後United Talent Agency(ユナイテッド・タレント・エージェンシー)に所属するとみられている。関係者によると、ツアー開催していない期間、CAAはKanyeに十分な利益返還を行っていなかったとの情報もある。(報道によると、CAAはKanyeのYeezus(イーザス)ツアー中も、イベントLive Nation(ライブ・ネーション)に客演した際と同様、マージンを受け取っていなかった。
Kanyeはカーラ・ルイスが、2012年にWilliam Morris(ウィリアム・モリス;エージェント)からCAAに移籍した際より、このエージェントに在籍していた。カーラ・ルイスは、hip-hop界で最も影響力を持つ人物のひとりで、彼女が今までに担当したアーティストは2Pac(2パック), Eminem(エミネム), Kurtis Blow(カーティス・ブロウ)など枚挙に暇がない。Eric B(エリックB)とRakim(ラキム)の87年の楽曲「Paid in Full(ペイド・イン・フル)」の冒頭で彼女の名前がシャウトされているのを確認することもできる。これはレコーディング時のアドリブであった。
現在Kanyeは自身7作目となるソロアルバム「So Help Me God(ソー・ヘルプ・ミー・ゴッド)」を制作中である。アルバムは近日中に発売が期待されているものの、正式なリリース日に関しては未だ確定していない。
今年の1月1日、Kanyeは娘のNorth(ノース)に向けて、バラード「Only One」をリリース。このバラードは、元Beatles(ビートルズ)のPaul McCartney(ポール・マッカートニー)とのセッションが基となり制作された。このふたりにRihanna(リアーナ)が加わって制作されたものが、「FourFiveSeconds(フォーファイブセカンズ)」であり、3人は2月に開催されたグラミー賞でこの楽曲を披露している。これ以降も、KanyeはTheophilus London(セオフィラス・ロンドン)、カナダ・ウィニペグ出身のAllan Kingdom(アラン・キングダム)をフューチャーした「All Day(オールデイ)」を発売。そして、Sia(シーア)とVic Mensa(ヴィック・メンサ)を迎えた楽曲「Wolves(ウォルヴス)」を発表した。
またこれらの楽曲とは別に、Adidas(アディダス)とのコラボレーションでKanyeが新たにファッションラインを制作したことが明らかとなった。このラインでは新しいYeezy(イージー)スニーカーのコレクションも含まれている。
XXLはKanyeのスポークスマンから以下のメッセージを受け取った。
「Kanye Westはカーラ・ルイスと長年、非常に近い距離で共に仕事を行い、彼女に最上級の敬意を抱いております。今回の事務所移籍は、Kanyeの多様なものを取り込むことへの意欲、新たな出逢いを見出したいという欲求が基となって実現致しました。」
これに対し、CAAは特にコメントを出していない。
▼Kanye Westプロフィール▼
http://illegal-assembly-of-music.com/kanye-west/
▼Kanye West情報一覧▼
http://illegal-assembly-of-music.com/category/artist-info/kanye-west/
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